青い麦の子ふれあい事業の公式キャラクター

1.デザイン

 平成24年度に、青い麦の子ふれあい事業の公式キャラクターを制定しました。

2.愛 称

青麦キッズの心くんと愛ちゃん

左:心(こころ)くん,右:愛(あい)ちゃん


3.趣 旨  

 平成24年8月,印旛地区の特別支援教育60周年記念事業の一環として,青い麦の子ふれあい事業の公式キャラクターを制定しました。印旛地区の特別支援学級で学ぶ児童生徒や特別支援教育に関係するみなさんから応募のあったデザイン画と愛称を元にして,本研究連盟の役員会と事務局において最終のデザインと愛称を決定しました。

 印旛地区で約50年間続いてきた「青い麦の子ふれあい運動会」の理念を引き継いで,平成23年度から各地区で展開されている「青い麦の子ふれあい事業」における公式キャラクターとして,平成24年10月に印旛郡市特別支援教育振興大会で披露しました。

 「青い麦の子ふれあい運動会」は,年に一度,印旛地区の特別支援学級で学ぶ児童生徒が一堂に集まり,競技や応援に力一杯取り組むことを通して,お互いのがんばりを認めて励みにしたり親睦を深めたりすることができる貴重な機会でした。小学生は応援団や放送係,用具係などで活躍する中学生の姿に憧れ,中学生になると小学生のよきお兄さん・お姉さんとして活躍するという流れが伝統となっていて,大人が想像する以上に子どもたちにとって楽しみな行事でした。また,そうした子どもたちの活躍ぶりを見て,担任教師はもちろんのこと保護者のみなさんがどれだけ勇気づけられてきたか,図りしれません。

 特別支援学級で学ぶ児童生徒の人数が増え,全員が集まることができる会場がなくなったことから,地域により密着した事業として「青い麦の子ふれあい事業」が始まりました。印旛地区の特別支援学級で学ぶ児童生徒が一堂に集まる機会はなくなりましたが,上記のような理念がこれからも引き継がれることを願って,各地区で共通に使用する公式キャラクターを制定しました。

 デザインは,子どもたちにとって親しみやすいものを第一とし,応募のあったデザインを元に本研究連盟事務局で仕上げました。また,愛称についても応募のあった作品を元に,役員と事務局で協議した結果,「青い麦の子ふれあい事業」のキャラクターとして親しまれるよう「青麦キッズ」と冠して,「青麦キッズの心くんと愛ちゃん」に最終決定しました。

 このキャラクターは,各地区で毎年開催される「青い麦の子ふれあい事業」の公式キャラクターとして児童生徒の活躍を見守り,励ます存在として,さらに「遠くの地区(学校)の仲間もがんばっている」ことを想起する存在となっていくよう,活用していくことを目指して生まれました。今後も,「青い麦の子ふれあい事業」に限らず,印旛地区の特別支援教育に関係する諸活動において広く利用していくことで,地域の皆様に親しまれるキャラクターとなっていくことで、ひいては印旛地区の特別支援教育がより充実したものとなっていくことでしょう。